保険代理店が証券仲介業に参入してきている!~隠岐育ち松江市在住FPの豆知識~
保険代理店が証券仲介業(金融商品仲介業)に参入してくるケースが増えています。
なぜ証券仲介業に参入してくるのか
考えられる理由は・・・
・売り上げの減少(SNSや動画配信などの情報により、保険不要論など見直しが増えている)
・保険販売への風当たりの強さ(同上)
・新NISA開始による貯蓄型保険の売り上げ減少
表向きはお客様のために資産形成のお手伝いだの、金融商品をワンストップでなど言っているかもしれません。
ですが、考えてみてください。
今まで自分の売り上げのために必要以上に高額な保険を販売していた人が、資産形成のお手伝いと言われて信用できますかね?
出来ないですよね。
こういう人は今までかけていた個人年金や一時払い終身などの貯蓄型保険を解約させて、手数料の高い投資信託を販売してくるわけです。
なぜなら、保険の手数料は契約後の1年間に8割がたの手数料が入ってきますが2年目からは極端に減ってくる構造にあるからです。
貯蓄型の場合、長く継続していくわけですが、販売側としてはうまみがありません。
ですので投資信託などを販売して手数料を稼ぎたいわけです。
手数料稼ぎの代理店(販売員)を見抜くには
信頼できる代理店かどうか見抜くには、その会社のサービスを確認することです。
商品の販売だけをしているところは販売手数料が収入源ですから、今現在ご加入の保険についても本当に必要な保険なのか微妙なところです。
例えば・・・
・やたら医療保険の保障が高い
・収入保障保険の保険金額が月々の収入くらいになっている
・個人年金保険に入っている
・外貨建て保険に入っている
・変額保険に入っている
これらのケースだと実際よりも保障が過剰になっていたり、そもそも今の時代に合っていない保険であることが多いです。
では我が家に必要な本当の保障を知るには・・・
答えは有料でライフプラン作成サービスをしているところです。
これが出来るところは有料相談のFP事務所です。
ライフプランとは、お客様のライフステージ(これから起こりうる予定)と収入と支出を100歳くらいまで数値で見える化したものです。CF(キャッシュフロー)表といいます。
CF表を作ると世帯主・配偶者が万が一の時や働けなくなった時の資産の増減がわかるので、本当に必要な保障を知ることができます。
有料相談といってもこれくらいはできないとFPとはいえません。
さらにCF表の作成後の翌年以降、資産を管理するための貸借対照表(BS)まで有料で作成できるところは、あなたの味方になると思いますよ。
必要な保険は準備しつつ、無駄な保険は削減していく。
そして貯蓄可能額が増えれば、将来のために準備していく。
もひとつ言えば、節約だけでなくご家族が楽しむことに使う。
将来だけでなく、今も楽しく暮らしていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではまた!