島根の住宅事情 あなたはどっち?ハウスメーカー、工務店、住宅相談所 ~隠岐育ち松江市在住FPの豆知識~
皆さんこんにちは!
島根県松江市のファイナンシャルプランナーかみです。
3/16(土)今日の松江はよく晴れています。
気温も上がりそうですので、今年初のBBQでもしてみましょうかね。
久々にステーキを焼きたいです!
さて本日の記事ですが、島根の住宅について書いています。
私はFPの仕事をしてますが、新築の建物調査の業務経験もあるため、土地や建物については割と詳しい方だと思います。
また以前入居したアパートで、シックハウスになった経験がありますので、それも含めての感想です。
ただしあくまで私見ですので、、ご自身でお確かめのうえご判断ください。
島根の住宅事情 あなたはどっち?ハウスメーカー、工務店、住宅相談所
ハウスメーカーと工務店はどっちがいいの?
家を建てようと思った時にまず考えることではないでしょうか。
私の感覚では
価格 ハウスメーカー
機能性 ハウスメーカー
住み心地 両方
デザイン 工務店
アフター 工務店
工務店は価格ではハウスメーカーには勝てないから、デザインで勝負しているといった印象です。
価格は同程度の機能性の住宅を比較したときには工務店が2割程度高いケースが多いです。
よく高いから質が良い家と思われがちですが、それは間違いです。
ハウスメーカーでよくある規格住宅だとコスト抑えられます。
反対に工務店では○○ホームといったフランチャイズ契約をしているがロイヤリティを払わないといけないためその分高くなるのです。
また工務店の方が良い木を使っているといわれますが、たとえ良い木を使っていても他の材料を削っていては住む人にとって悪影響になります。
実際、建物調査でお邪魔した際、接着剤のコストを削っていて、中に入った瞬間に気分が悪くなった経験があります。
その点、ハウスメーカーは使用しているもののバランスが取れているように感じます。一度も気分が悪くなった経験はありません。
あくまで私の敏感な体による感覚での話ですが・・・
工務店の良いところは、好きな間取りや外観の家を建てられることですね。
特に趣味に特化した家を建てようと思うと同じ趣味を持っている建築士さんにお願いすると、話が希望通りの家になるでしょう。
我が家の場合、犬を飼うことがわかっていたら、犬を飼っている建築士さんにお願いしていたかもしれません。
地元の工務店さんだとアフターも相談しやすいですよね。
以上のことから、私自身は地元の企業に頑張ってもらいたいので工務店さんを応援したいのですが、ローコストのハウスメーカーとは勝負できないように感じます。ローコストでも質は同等ですから。
デザインや趣味などを重視するのであれば、高くても工務店で建てると良いかもしれません。
建売もあり!
では建売はどうでしょうか?
私は生活導線があえば建売も候補になると考えています。
島根県では土地と建物で4,000万円が標準になっていますので、予算的に無理な方は3,000万円前後で購入できるため無理なく住宅ローンを返済できるかもしれません。
ひょっとしたら値引きの可能性あるかもしれませんので、さらにゆとりが生まれるかもしれませんよ。
現状で見てみると、島根県の方は注文住宅を建てる割合が多いようにみえます。私もですが・・・
家って建てるまでは「ああしたい、こうしたい」と頭の中がお花畑になってしまい、なかなかアドバイスを受け入れてもらえないことが多いですが、ひとまず冷静になることがとても大事ですよ!
建ててしまえば、「ここまでこだわらなくてもよかった」を思うことになるかもしれません。
実際、私もですが、お客さんも同じように感じておられます。
現実に戻ると地獄の住宅ローンが待っていますから。
でもやはり自分の家は良いものです。
夢のマイホームですから、後悔のないようにしっかりと検討して建てていただきたいと思います。
住宅相談所というところ
最後に住宅相談所というところがあります。
相談料は無料で、相談に来られたお客さんを工務店に紹介すると3%くらいの紹介料をもらえるという仕組みです。
弊所も工務店から依頼をされたことがありますが、弊所は完全にお客様側ですから、建てないという選択肢も出てくるわけです。
そうすると工務店の営業を妨害することになるためお断りしました。
現在も工務店やハウスメーカーとの提携はありません。
住宅相談所は中立と謳っていますが、それはハウスメーカーや工務店の間の話であり、完全に工務店側の営業と考えて良いと思います。
ですが、「いきなりハウスメーカーや工務店に行くのはちょっと・・・」という方にとっては敷居が低く、話しやすいかもしれませんね。
例えると「保険の○○」に行って、数ある保険の中から紹介してもらうといった感じですね。
中には入札で決める相談所というところもあります。
間取りまで決めてしまって入札をして、安く入札したところが建てるという仕組みです。
一見お得な気がしますが、工務店にとっては愛着がわかないのでやりたがらないという話を聞いたことがあります。
結局入札に参加する工務店が少なく、いつも同じ工務店が入札することになってしまう可能性があります。
ですがお客さんにとっては安く建てられるわけですから、工務店にこだわりがなければ相談してみても良いかもしれませんね。
最後に
建物の選択には冷静な判断が必要でありますから、適切なアドバイスを受け入れることが重要であると考えます。
後悔のないよう、慎重に検討し、マイホームを建てる際には信頼できる情報を得ることが大切です。
以上、本日は島根県の住宅についてのお話でした。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではまた!