成功の反対とは? ~隠岐育ち松江市在住FPの豆知識~

人生山あり谷あり。

生きているといろんなことが起こります。

人間誰しも成功したい!と考えますよね。

では成功の反対は何でしょうか?

成功 ⇔ 失敗 と考える方が多いのではないですかね。                                                                                                                                             

私たちの考え方では成功の反対とは・・・

何もしないこと! です。

マネジメントという言葉は皆さんご存知だと思います。

私が生協に勤めていた時、東京から講師を招いて泊まり込みでマネジメントの研修を受けました。

その時の講師の言葉を今でも覚えています。

「計画を立てただけではダメ!実践し、振り返りを行い発展的な芽を掴むことが大事!」

計画→実践→検証→改善

このサイクルを回していきますが、失敗することもあります。

失敗を恐れて何もしないと、今後につながるものが見つけられなくなります。

私たちの役割は、お客様が失敗しないように手助けをするばかりではなく、仮に失敗しても軽い傷で済むように手当をすることです。

お客様との相談では、ライフプランを立てても思うようにいかないケースが出てきます。

教育資金や老後の生活資金の準備など・・・

そこを修正してあげるのが、私たちがお客様に出来ることです。

ですから時間制の相談ではなく、年会費制の相談をおすすめしていますし、お客様との関りを大切にしています。

マネジメントでいうと振り返りを行い、リスクをたくさん発見しておくことで、今後起こりうるリスクに対して準備が出来ますよね。

このリスクの発見と対処、検証すること。これを家計の決算という方法でライフプランのブレを修正していきます。

発展的な芽を掴む!

ご自身の将来について、何もしないのではなく、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

このまま「何もしない、失敗しない」ことを選ばれるとどうなるでしょうか?

私もですが、多額の資産を受け継いでいない人は働いて収入を得ています。

資本家ではなく労働者ですよね。

その労働者である私たちが、これから進んでいく道は次の二つであろうと思われます。

~資産形成労働者~

・早めに資産形成の大切さに気付き、資産形成を行う。

・高齢になっても年金以外に資産から入ってくる所得があるので、楽しく働くことが出来る。

・もしも働けなくなった時には、年金と他の所得でカバーできる。

~エイジレス労働者~ 

・資産形成時期に何もしない、または失敗をしないことを選択し、老後の資産があまり溜まっていない。

・年金以外の所得は労働所得になるため、生きるために必死に働く。

・もしも働けなくなった時には生活できない。

どちらがいいですか?

と聞くと、やはり資産形成労働者ですよね。

不安を煽りたくはないのですが、国が高齢社会対策大綱で「エイジレスに働ける社会の実現に向けた環境整備」として掲げているので、将来は資産形成労働者になるのか、エイジレス労働者になるのか、自己責任の社会となるのではないかと思います。

ですので早めにお金の知識をつけて、将来のゆとりある生活にむけて今から資産形成を行うことをおすすめします。

どうしていいのかわからない方は、まず専門家に相談してみましょう!

その際には、資産形成の相談までできる専門家に相談するようにしてください。

商品を販売するFPさんはたくさんいますが、ライフプランから資産形成まで、皆さんの生活経営をトータルコーディネートできるFPさんは少ないです。

ネットや雑誌で見るような一般的な情報ではなく、ご自身に合った情報が手に入ると思いますよ。