投資は先を見据えて行うもの~隠岐育ち松江市在住FPの豆知識~

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皆さんこんにちは! 島根県松江市のファイナンシャルプランナーかみです。

山陰地方はまだまだ冷たい風が吹いていますね。

うちの畑のレモンの木ですが、昨年は寒さにより葉っぱがすべて取れてしまい、実がなりませんでしたが、今年は大丈夫そうです。

数年休んでいた野菜作りも、今年は頑張ってみようかな!と思っている今日この頃です。

さて、本日のテーマは 「投資は先を見据えて行うもの」 という本質について、そして最近よく耳にする 「インデックス運用への偏重」 について、少し深掘りしてお話ししたいと思います。

インデックス投資は万能ではない?その「落とし穴」

新NISAがスタートして以来、「投資を始めるなら、とにかく手数料が安いインデックス運用一択!」という声がSNSやネット上であふれていますよね。

確かに、市場全体の平均(日経平均やS&P500などの指数)に連動するインデックス運用は、仕組みが分かりやすくコストも低いという素晴らしいメリットがあります。

しかし、 「インデックス情報ばかりに偏った考え方」は、実はとてももったいない ことだと私は考えています。

なぜなら、インデックス運用には構造上の「弱点」があるからです。

インデックス(指数)を構成する企業の入れ替えは定期的に行われていますが、新しい企業がその指数に組み入れられるのは、多くの場合 「すでにその企業が大きく成長し、株価が上がりきって規模が拡大した後」 なのです。

例えるなら、まだ無名だけど才能あふれる若手アーティストを初期から応援するのではなく、すでに国民的スターになってチケットが取りにくくなってからファンクラブに入るようなものです。

つまり、インデックス運用では、世の中にまだ知られていない小さな企業が、画期的なサービスを生み出して急成長していく一番「おいしい初期の成長の恩恵」を取りこぼしてしまう可能性があるのです。

先を見据えて「プロに任せる」という選択肢

そこで、効率よく資産形成を行おうと思った時に、選択肢の一つとしてぜひ見直していただきたいのが 「アクティブ運用(プロに任せること)」 です。

アクティブ運用とは、運用のプロフェッショナルが独自の調査や足を使った企業分析を行い、市場平均以上の成果を目指す手法です。

よく「プロに任せると手数料が高いから損だ」と言われがちですが、投資の本来の目的を思い出してください。

投資とは、今日や明日の株価の上下を当てるゲームではなく、「先を見て、これからの未来にお金を投じるもの」 です。

過去数十年の世界経済を振り返ると、パソコンの登場から始まり、インターネット、スマートフォンの普及、そして最近のAI(人工知能)やEV(電気自動車)、さらには宇宙開発など、常に新しいイノベーションが生まれ、私たちの不便さや社会課題を解決することで経済は大きく拡大してきました。

このような 「この先の未来にどのようなイノベーションが起き、どの企業が新たな付加価値を生み出して成長していくのか」を先回りして予想し、運用を行うのがプロの仕事 です。

10年後、20年後の経済成長をしっかりと予測して有望な企業にいち早く投資することは、インデックスのように「大きくなってから自動的に買う」よりも、結果的に非常に効率よく資産形成を行える場合があるのです。

手段の偏りに注意!両方のメリット・デメリットを知ろう

結局のところ、インデックス運用にもアクティブ運用にも、それぞれにメリットとデメリットが存在します。

  • インデックス運用:コストが安く、市場全体の成長に手堅く乗れるというメリットがある反面、急成長の初期段階は捉えにくく、市場全体が低迷している時は一緒に沈んでしまうというデメリットがあります。
  • アクティブ運用:未来の成長を先取りでき、市場平均を大きく上回るリターンが期待できるメリットがある反面、プロの手間や調査費用がかかる分コストが高く、優秀なファンドを見極めるのが難しいというデメリットがあります。

だからこそ、「インデックス投資さえやっておけば絶対に正解!」といった、 どちらか一方に極端に偏った情報はよろしくありません。

両方の特徴を正しく理解し、ご自身の考え方や目的に合わせて使い分けたり、組み合わせたり(コア・サテライト戦略など)することが大切なのです。

未来の成長の果実を受け取るために

世の中には、まだ見ぬ未来を創り出し、新たな付加価値を生み出し続ける素晴らしい企業がたくさんあります。

そうした企業の成長力(資本所得)を借りて、ご自身の「生涯所得」を増やしていくこと。

これこそが資産運用の本当の醍醐味です。

そして、その手段を選ぶ前に何より大切なのは、 「我が家は将来、どんな暮らしを送りたいのか?」というライフプラン(目的) をしっかりと描くことです。

目的が決まって初めて、「それなら基本の老後資金はインデックスで手堅く市場の成長に乗ろう」「一部の余裕資金は、未来のイノベーションを見据えて優秀なプロのアクティブファンドに任せて効率よく増やそう」といった 最適な「手段」 が決まってきます。

ネットにあふれる「〇〇一択!」という極端な情報に振り回されるのではなく、未来をしっかりと見据えた上で、ご家庭に合ったお金の配置を考えてみてください。

「我が家の目的には、どんな運用方法が合っているのかな?」 「今のやり方で、本当に将来の豊かな生活は実現できる?」

そんな不安や疑問がある方は、ぜひ一度、当事務所の現状分析をご活用ください。

一緒にライフプランを描き、未来を見据えた「あなただけの資産形成の地図」を作りましょう!

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。 ではまた!

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