資産形成労働者になろう! ~隠岐育ち松江市在住FPの豆知識~

前回の続きです。


現在の生活者は、資本家と労働者という具合に分けることができますが、私たちが老後を迎える時にはどうなっているでしょうか?

資本家はそのまま。

労働者は資産形成労働者とエイジレス労働者のどちらかになると思われます

資本家とは

・もともとお金持ち

・代々受け継いだ資産がある

・何かあっても資産から生み出す所得でほとんどカバーできる

資産形成労働者とは

・早めに資産形成の大切さに気付き、資産形成を行う。

・高齢になっても年金以外に資産から入ってくる所得があるので、楽しく余裕をもって働くことが出来る。

・もしも働けなくなった時には、年金と他の所得でカバーできる。

エイジレス労働者とは 

・資産形成時期に何もしない、または失敗をしないことを選択し、老後の資産があまり溜まっていない。

・年金以外の所得は労働所得になるため、生きるために必死に働く。

・もしも働けなくなった時には生活できない。

図にするとこんな感じです↓

図形はお金の溜まり具合を表してます。

画像

資本家は資産を減らさずに資産が生み出す所得で生活できる。

資産形成労働者は老後までは資産を作り、老後は資本家と同じように資産が生み出す所得を生活費に充てることが出来ます。

エイジレス労働者は作り上げた資産が少なく、資金がショートしてしまいます。

これではゆとりは生まれませんね。

私たち労働者は老後の準備をいつ始めるのか、どのように準備するのかで、老後の生活が大きく変わってきます。

将来の準備をしておくことで、今は労働者であっても老後は資本家に近づくことが出来ます。

それが資産形成労働者です。

ほとんどの方がエイジレス労働者という言葉すらご存じないかと思います。

どちらを選ばれるかは人それぞれです。

ですが知らなかったという方をなるべく少なくするために、私たちは情報発信をしています。

そして将来のことが少しでも気になったら、弊所に相談していただきたいと思います。

私の好きな言葉・・・

“目先の損得より将来の損益“

せっかく保険の見直しや変動費の削減など家計改善を考えているなら、今いくら削減できたよりも、将来の生活のことまで全体として考えてみませんか?